なると金時 うまいもについて
約15年前の試み…
長谷農園は、徳島県特産ブランド「なると金時」の名前で知られるサツマイモを数十年来、一貫して栽培してきた栽培農家です。
約15年ほど前に、有機無農薬栽培を試みましたが、結果は大失敗で終わりました。害虫の駆除が一番のネックになったのです。しかし、害虫から生き残り育った少数のなると金時芋の味は、会心の出来であり、十分満足できるものでした。
有史以来、人類は農耕を始めてから、つい数10年前までは、有機無農薬栽培を行ってきました。単に化学肥料や農薬が無かったためなのですが、化学肥料、農薬を使った近代農業は、生産性の面では非常にすぐれたものだと大失敗したこの時、痛感したのです。
あの時のなると金時芋の味を…
有機無農薬栽培のなると金時を味わえたのは、私の家族と親戚に友人などほんの数十名。
誰もが「うまい・甘い」と言ってくれたこの時の味を、より多くの人に伝えたいという気持ちが捨てきれず、近代農業と有機無農薬栽培の両方のエッセンスを使い、美味しい「なると金時」ができないものか・・・と試行錯誤が始まりました。
農薬は少ないにこしたことはありませんが、生産性をあげなければ多くの人に味わってもらえません。無農薬にこだわった経験から、害虫の発生状況を把握したうえで、最低限の消毒に抑えることから始めました。これが何より重要なのです。
長谷農園の独自ブランド「うまいも」誕生!
最低限の消毒を把握するために15年かかりましたが、確かなデータを自分なりに得ることが出来たと思っています。この経験を活かして生まれたのが「うまいも」です。
農家の長男として生まれ、徳島名産さつまいも「なると金時」をこよなく愛する「はせやん」がお届けいたします。
長谷農園の「うまいも」は、きめ細やかな食感に、品のある甘さ、色あでやかなべっぴんさんが特徴のなると金時です。
長谷農園「うまいも」は砂付きです。
さつまいも・・・特になると金時は、洗って出荷すると、特徴である鮮やかな色が得に強調され、光輝き、まさに畑の光る宝石です。しかし、洗う事によってやはり保存期間が短くなってしまいます。
さつまいもの品質保持のために、畑の状態をできるだけ保ち、お客様へお届けする事にこだわっています。そのため長谷農園の「うまいも」は、砂付きの洗わない状態で皆様のご自宅へお送りいたします。
ご贈答用など、ご希望に合わせて洗ったお芋の発送にも対応しております。
鳴門の砂が生み出したさつまいも最高級ブランド『なると金時』
おいしさの秘密は砂地栽培にあります!
畑に敷き詰めた、ミネラルいっぱいで水はけのよい海の砂が、他に真似のできない甘さ、しっとりした食感、そして美しい姿、形、色を作りだします。
農作物の栽培において最も大切な条件のひとつが、『土壌づくり』です。
より良質ななると金時を作るために、3~5年おきぐらいに「手入れ砂」といって海の砂を入れます。
その畑に最も適した徳島、香川の海の砂が、手に入らなくなり、手入れ砂を確保することがますます困難になってきました。
なると金時農家には厳しい状況です。
長谷農園では、海砂がもたらした奇跡の効果を生かし、さらにオリジナル肥料を使った独自の土壌づくりによって、常に味、容姿、安全にまでこだわったさつまいも作りを目指し、努力してまいります。
ホクッ!しっと~り♪上品な甘さ!!
長谷農園のなると金時「うまいも」を是非ご賞味ください。